くまモン学の授業(地域マネジメント演習・研修Ⅱ)に参加した学生からの感想を3回シリーズの2回目です。

 私はOMO5熊本訪問・ツアープランとOMOカフェ新メニューの提案を通して、観光振興に住民が関わることが熊本の活性化にとって重要な要素だと学びました。

OMO5熊本は「街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテル。」であり、「ご近所マップ」「くまもとGo-KINJO BAR」などの取り組みを行っています。これらの取り組みは地域の個人店と協力したものであり、住民が観光振興に関わる例だと言えます。

ツアープラン・OMOカフェ新メニューの提案では、提案のために熊本の観光資源や観光客の推移等を調べる中で、私自身も熊本の魅力を再発見でき熊本への愛着や誇りが高まりました。

熊本の観光に住民が関わることは、住民ならではの視点で独自の観光体験を提供することができる、住民の熊本への愛着を高めてコミュニティの強化、ひいては熊本全体の活力を向上させる、という2つのメリットがあると学びました。

 授業でOMO5や熊本の取り組みを知り、実際にカフェメニューや観光プランを提案するという貴重な体験ができたと感じています。

私達の班は街を楽しく巡りながらくまモンを見つけるプランを提案するため、街にどれくらいくまモンがいるか実際に探索したのですが、下通りを歩いただけで、すぐに5体以上見つけられました。その後も班のメンバーでOMO5のGo‐KLNJOマップにあったくまモンお好み焼きを作りに大文字へ行きましたが、生地を混ぜて焼き、耳が取れそうになりながらも何とか綺麗にひっくり返し、トッピングも動画や写真を撮りながら可愛くでき、とても楽しい思い出になりました。

プランを実行するにあたり、OMO5を中心に行う理由、街のお店やお客様のように関わる人達にどのようなメリットが起こるかなど、地域活性化のために誰に何を届けたいのか目的を明確にすることの重要性を改めて学びました。カフェメニューにおいても、熊本の特産品を使用し、全ての年代の方が食べられる工夫はできないか考え、形にしたもを皆さんに提案することができたため、多くの方に票を頂けて嬉しかったです。

 地域マネジメント演習Iの授業を通して、色々な学びを受けました。最初は、プレゼン制作をして、外部の人を招き、大勢の前で発表する事に、とても緊張を抱いていましたが、大勢の前での発表はなかなかした事がなく良い経験になりました。OMO5の新メニューや客層に合ったプランを考える。それが、実現可能なものなのか班全員で意見を出し合い、考える事の難しさも知る事が出来ました。実際に、OMO5で働いている方や接客業を仕事にしている方々は、こんな大変で難しい事を考え、提案し合い決めているかと思うと、プロは凄いなと驚きを隠せません。そして、今回私達の班がグランプリを獲得できたのも、全員で協力して意見を出し合い話し合えたからだと思っています。実際に、プランが実現出来るのかと、街にくまモンがどれだけいるのか探しに行ったり、大文字というお好み焼き屋さんに足を運び、くまモンの型のお好み焼きを注文して食べたりしました。予想以上にくまモンは熊本を象徴したキャラクターなのだと再確認しました。熊本の活性化にくまモンは欠かせないと思いました。

 この講義に参加するまで地元である熊本が観光地として豊潤だったことを全くといっていいほど知らなかった。観光プランやカフェメニューの提案の際、熊本には一体どんな観光地や、特産品があるのか調べてみると、自分の知っているものもいくつかあったが、ほぼほぼ初見のものばかりであった。一人でプランを考えるのは大変であったが、まとめている際に、「いつか自分も時間を見つけて旅行を楽しみたい」という気持ちが湧いてくるほど楽しさは感じられた。

 地域マネジメント演習Ⅰの授業を受け、熊本の活性化について、今も根強い人気を誇るくまモンと、街なかに新しくできた、これから大きく地域の活性化に貢献するホテルについて学ぶことができました。

今回は実際にその二つを組み合わせた旅行プランを考えましたが、それぞれの班で、様々なターゲットがいる中で、「くまモン」要素をうまく組み合わせていた班が、発表を聞いていただいた方々からの人気を多く集めていました。もちろん、その班の発表内容やプランが非常に、ホテル、くまモンの両方の魅力を引き出せていたから。という事もあるのですが、やはり、今世界中で頑張ってくれているくまモンに地域活性化に協力してもらうことの大切さが、今回よく分かりました。

ただ、くまモンだけに頼り切りでは熊本の活性化は今のままであるし、くまモンに頼りすぎるとくまモンも疲れてしまい、熊本の活性化に悪い影響が出てしまうと考えるため、やはり「くまモンの仕事とのバランスを見ながら、くまモンと協力してもらう熊本の企業を増やす」ことが熊本活性化の一番の道なのかなと考えました。

 今回の講義で学んだことは、熊本県を活性化させるために尽力している方々がいるということでした。特にそう思った出来事は、OMO5熊本の方たちの取り組みを知ったことです。最近できた新しいホテル、という印象でしたが、熊本市内を楽しめるように、周辺のおすすめのお店を紹介するマップを作り、定期的に熊本城やくまモンと共に熊本県を知る、というイベントが開かれており、宿泊者だけでなく県民でもとても勉強になり、実際に誰かに話したり訪れてみたいと思いました。そして、熊本県について沢山触れることが出来るイベントやプランを企画されるOMO5熊本を尊敬しました。実際に自分たちでプランを考えてみると、ターゲットは誰か、熊本県だけでなくOMO 5熊本も活用出来ているか、そのプランは現実的に可能かなど、考えることや課題等が山ほどあり、1つのプランだけでもたくさんの時間がかかっていることを学びました。沢山相談し、アドバイスを貰ってそれを参考に練り上げたプランを今回発表でき、参加してくれた方から「良かったよ」という声をいただけました。この経験から、将来職場で自分が何かを企画する側に立ったら、今回の経験を思い出して、その職場を活かしつつ、県にも貢献できるようなイベントを作りたいと思いました。

 地域マネジメント演習の授業を受けて学んだことは、今回初めて自分たちで旅行のプランやカフェメニューを考えて、大変だったけど熊本についてもっと深く知ることができました。実際に行動に移すと考えると大変かもしれないけど、自由に楽しくプランを考えることができてよかったです。私はカフェメニューをメインに考えて、どういった食材を使うのか、そこからまたメニューをどうするのかを考えるのは大変で、実際にはそこから予算や交渉や味など色々しないといけないことかあると思うと、当たり前に出されている料理がとても大変な思いをして作られてると思うとすごいなと思いました。そして授業を通して地域活性化に対して興味を持ちました。もし自分に地域に貢献できる機会があれば是非参加したいなと思いしました。