本学の学生たちが語る「くまモン愛」。3回目の記事は、4月から現代文化学部4年生になった、小川聖さんに作成してもらいました。

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私のくまモンとの思い出は、小学6年生のころ運動会でくまモン体操を踊ったことです。学校のみんなでくまモンのお面をつけ、黒や赤のはっぴを着て踊ったことは今でも鮮明に覚えています。当時すごく怖かった部活動の顧問の先生が、じつはすごくくまモンが好きだった、という意外な驚きまで合わせて思い出します。

今の私にとってくまモンとは、ふるさとや地元の友人というような存在です。私がそのように思うのはふたつ理由があります。

ひとつ目は、旅行や用事などで県外から帰ってきた際に、空港や駅でくまモンを見ると「熊本に帰ってきた、地元に帰ってきた」という安心感がある、という点です。また、くまモンやくまモンがコラボしている商品を県外で見つけたときには「くまモンも県外で頑張っているのだから自分も頑張ろう」と、自分が応援されているような気分になります。このように感じるのは実家の家族や友人に応援されているのと似ているのではないかなと思います。

ふたつ目は、くまモンと思い出を共有している感覚がある、という点です。運動会にくまモン体操を踊ったり、修学旅行のお土産がくまモンとのコラボ商品だったりするなど、これまでの自分のイベントのさまざまな場面にくまモンがいました。まるでくまモンと同じ思い出をもっているようで、そのような意味でくまモンは地元の友人に似ているなと感じています。

私が自分の記憶をたどる中で必ず出てくるくまモンは、私にとってのふるさと、あるいは地元の友人のような存在です。これからも自分の思い出がくまモンと共にあればよいなと思います。

尚絅大学現代文化学部4年 小川聖