この記事では、本学の学生たちが語る「くまモン愛」についての文章を掲載します。トップバッターは現代文化学部3年の大村実由さんです。

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くまモンと私の出会いは約12年前のことでした。当時小学生だった私は、クマのかわいいイラストやキャラクターが好きでした。そんな私にとってくまモンとの出会いは衝撃的なものでした。

初めてくまモンと対面した日、その日は妹の通っている幼稚園にくまモンが来るということで親に連れられるがまま私は幼稚園へ行きました。イラストで見たことはあったものの、その時点ではくまモンのかわいさには気づいていませんでした。

幼稚園に行くと子供に囲まれている黒いクマがいました。それこそがくまモンだったのです。私の妹も母もメロメロ。そんなくまモンを見ていると私の方に近づいてきました。何だろうと思っていると私の目の前に来てハイタッチをしてきてくれました。そのときにくまモンのかわいさに気づきました。

それからの私の生活にはくまモンが溢れていきました。部活の本番にくまモンが来てくれたり、学校の行事でくまモン体操を踊ったり、母がくまモンに変身したり、家の中にくまモンが置かれたりとくまモンは私にとって身近な存在になっていきました。

そんな私が再びくまモンに衝撃を受けるタイミングがありました。それが授業で出会った「くまモン学」です。私はくまモンについてさまざまな角度から学ぶことを通して、くまモンが国内外で愛されるための努力をしていることや、くまモンの活動がマーケティングをふまえたものであることを知りました。

くまモンが意外と頑張り屋さんだとわかり、今はそんなくまモンをもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちです。 私の人生の半分以上ともに過ごしてきたくまモン。そんなくまモンに幸運があるよう心から祈っています。

尚絅大学現代文化学部3年 大村実由